17・18世紀のドイツ憲法学

17・18世紀のドイツ憲法学

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
尚学社(文京区)
著者名
栗城壽夫
価格
18,150円(本体16,500円+税)
発行年月
2024年4月
判型
A5
ISBN
9784860311872

17世紀初頭から19世紀初頭にかけてのドイツにおける憲法理論の展開を辿る。
17世紀初頭,神聖ローマ帝国の憲法が法律家により原理的・体系的に論究されることでドイツ憲法学が独自の学科目として成立し,その理論は,18世紀には一般憲法学において近世自然法論あるいは近世自然法論的要素を基礎とした自然法論的憲法理論へと発展を遂げる。その影響は,ドイツにおける立憲主義を基礎づけ,推進したところに現われただけでなく,君主と国民あるいはその代表とを二元的に対立させる構造がドイツ型立憲主義の基礎とするところにも現われ,いわば19世紀のドイツ憲法理論の原型を打ち出すことへともなる。
本書では第Ⅰ部において17世紀のドイツ憲法学の成立の事情および成立期の憲法理論の内容,第Ⅱ部は18世紀前半の自然法論,第Ⅲ部は18世紀末から19世紀初頭にかけての一般憲法学の成立・展開,第Ⅳ部では狭義の憲法学における自然法と実定法の交錯に関し,18世紀後半と現代の論者ごとの見解,さらに19世紀前半の一般ドイツ憲法学へと続く過程を扱う。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top