九十八歳。戦いやまず日は暮れず

小学館文庫

九十八歳。戦いやまず日は暮れず

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出版社
小学館
著者名
佐藤愛子(作家)
価格
803円(本体730円+税)
発行年月
2024年5月
判型
文庫
ISBN
9784094083729

大ベストセラーの続編が大増量で文庫化!!

25万部を突破した単行本に、林真理子さんや綿矢りささんとの対談、爆笑エッセイや群ようこさんの寄稿を新たに収録した大増量の永久保存版!

草笛光子さん主演の映画『九十歳。何がめでたい』の原作は、『九十歳。何がめでたい』と、その続編である本作。
90歳を超えて刊行した『九十歳。何がめでたい』がなんと2017年の年間ベストセラー第1位になるほどの大ヒット。にわかに忙しくなった愛子センセイはヘトヘトの果てに昏倒!?

タイトルは、1969年に発売された直木賞受賞作『戦いすんで日が暮れて』の本歌取り。夫が作った莫大な借金をひとり背負い込んで奮闘する妻(=佐藤センセイ)の姿を活写し、愛子センセイが世に出るきっかけになった代表作の一つです。
それから半世紀以上を経て、作家人生最後の一冊として発売した本エッセイ集のタイトルに『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』と付けたのは、こんな年になっても戦いは終わらず、日も暮れていない――。愛子センセイが長い人生を生きて来た実感です。愛子センセイがヘトヘトになりながら綴った抱腹絶倒のエッセイや林真理子さんや綿矢りささんとの対談をご堪能ください。

【編集担当からのおすすめ情報】
佐藤愛子先生は、2023年11月5日に100歳を迎えました。そんな100歳のめでたい年に、『九十歳。何がめでたい』の映画化が決まり、また改めてたくさんのかたにこの本を読んでいただけることが何よりうれしく思っています。映画の原作は『九十歳。何がめでたい』と、この『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』。映画では、このエッセイシリーズが誕生した裏側も面白おかしく描かれていますので、ぜひ本書を片手にご覧ください。
また、この増補版の文庫では、林真理子さん、綿矢りささんとの対談を収録しています。今は亡き文学仲間との話や人生の意味など、お二人だからこその問いと、それにまっすぐに答える佐藤さんのやりとりは必読です。単行本をご覧になったかたにも楽しんでいただけるように作りました。ぜひご堪能ください。


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