生徒会を襲った「カクレ形代」の事件から数日。六花は文也と共に「伏見の水無月」を訪れる。
文也を嫌う分家の青年・水無月信長との遭遇を経て、遺産を巡って争い合い、本家を嫌う分家の存在を、六花は身をもって知ることに。
文也の守りたいものを守りたい。生きる意味を教えてくれた文也の力になりたいと願う六花に、文也は告げる。
六花を、自身の許嫁にした理由を―――。
ついに遺産争いの幕が上がる。新章スタートの第5巻。
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