予言怪談

竹書房怪談文庫

予言怪談

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出版社
竹書房
著者名
雨宮淳司 , 郷内心瞳 , 朱雀門出 , 住倉カオス , 田中俊行
価格
999円(本体908円+税)
発行年月
2024年5月
判型
文庫
ISBN
9784801939691

それは希望か?絶望か?

予知・予言・予兆・予感…
気鋭の14人が紡ぐ、未来が見えた人の怪異譚52話!
2025年の大災難説に震える現代人に贈る異色の怪談集。


●夜馬裕
ある女性の血筋に眠る特別な力と、過去と未来の死を見せる曰くつきの雛人形…「匂い雛」

●響洋平
2013年当時に2020年の東京オリンピックが見えないと予言した能力者…「本物」

●雨宮淳司
曰くつきの呪物、正八面体の易サイコロが告げる中国・ロシアの今後の行く末…「骰子」

●郷内心瞳
始まりは予知夢? 祖母が視た夢、母が聞いた怪談が孫世代に具現化する…「アサクラ」ほか

●田辺青蛙
実をつけると必ずその翌年に戦争が起きる〈ならずの柿〉。2023年は…「戦争を予言する柿」

●吉田悠軌
四国のある一族が行っていた籠占い。籠を頭に被って回ると編み目から未来が視えて…「籠目」

●西浦和也
東北、九州、北海道と大地震を幾度となく予見し家族を救ってきた妻。その不思議な能力とは…「虫の知らせ」

●朱雀門出
深夜、水槽の前に立ちぶつぶつと単語の呟きを繰り返す夫。やがてそれは事象としてやってきて…「水と空気のお告げ」

●住倉カオス
人の死に様が見えると言っていた祖母が大事にしていた形見の鏡。鏡で自分の死に様を見てしまうと言うのだが…「最期の顔」

●田中俊行
故人が遺した大量の写真。釣りクラブの仲間の顔につけられた青い×印の意味は…「鳥居さんの話」

●幽木武彦
霊のみならず神と話ができる能力者の女性。神社の隣のの会社が危ないと言うが…「神勢調査員」

●松岡真事
入居者の死期が分かってしまう老人ホームの職員。お迎えが近い人の後ろに立つのは…「ひだりうしろ」

●夕暮怪雨
祭壇の遺影と目が合ってしまう夢。遺影に写るのは生きている親族だが、その後死が…「祭壇の写真」

●ホームタウン
9.11の同時多発テロ事件。発生の数時間前にニュースで見たという体験者が複数いて…「さざ波」


ほか、収録。

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