バルカン史

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
山川出版社(千代田区)
著者名
佐原徹哉 , 柴宜弘 , 金原保夫 , 木村真 , 六鹿茂夫
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2024年4月
判型
B6
ISBN
9784634424036

第一次世界大戦時には、「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれ、独立運動や宗教対立に加えて、多数の国々の思惑が入り乱れて一触即発の舞台となったバルカン。同地ではなぜ現代まで深刻な紛争が頻発してきたのか? その歴史的背景を古代から現代まで通観する。
1998年に刊行された『新版世界各国史18 バルカン史』をもとに、現代までの動向を踏まえて加筆修正を加え、より手軽に参照できるハンディ版としてリニューアル。現代の問題を理解するためにも、今、改めて知っておきたい地域の歴史である。下巻はオスマン支配時代の後から現代までを掲載。
---------------------------------------------
〈目次〉
第五章 ナショナリズムの展開と第一次世界大戦
1.ハプスブルク帝国下の諸地域
2.世紀転換期のバルカン諸国の政治
3.バルカン戦争への道
4.第一次世界大戦

第六章 両大戦間期の政治危機
1.戦間期バルカンの諸問題
2.議会制の試行錯誤
3.国王独裁に向かうバルカン

第七章 第二次世界大戦とバルカン
1.ヴェルサイユ体制の崩壊とバルカン諸国の混迷
2.独ソ対立のはざまで
3.連合国戦時外交と社会主義政権樹立への序曲

第八章 多様な社会主義の試み
1.人民民主主義体制
2.東欧のスターリン化とユーゴ型社会主義
3.非スターリン化と社会主義への多様な道
4.一九七〇年代のバルカン
5.社会主義体制の崩壊

第九章 一九九〇年代のバルカン:対立と相互協力の模索
1.ユーゴスラヴィア内戦
2.新たな民族対立の表面化
3.相互協力の模索

第十章 現代のバルカン
1.西バルカン
2.ルーマニアとモルドヴァ
3.ブルガリア
---------------------------------------------
〈著者〉
佐原徹哉(明治大学政治経済学部教授)
柴宜弘(東京大学名誉教授)
金原保夫(東海大学文学部教授)
木村真(日本女子大学非常勤講)
六鹿茂夫(静岡県立大学大学院国際関係学研究科名誉教授)
山崎信一(明治大学政治経済学部兼任講師)
中島崇文(学習院女子大学国際文化交流学部教授)

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top