かんがえる国際法

かんがえる国際法

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出版社
白水社
著者名
ヴォーン・ロウ , 庄司克宏 , 小坂田裕子 , 国松麻季 , 小島千枝
価格
2,530円(本体2,300円+税)
発行年月
2024年5月
判型
四六判
ISBN
9784560092842

国際法はどこから来るのか?

ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻は第二次世界大戦後の国際連合を中心とした国際秩序、ひいては国際法を根本から覆すものとなっている。
また、中東におけるガザ危機も収束の見通しが立たず、国際的枠組みの脆弱性をさらけ出す結果となっている。
とはいえ、慣習国際法から、各種条約、国際連盟や国際連合にいたるまで、世界は数世紀を重ねながら、確固としたルールを築いてきた。
しかし、急ぎ、基本概念を俯瞰しようとしても、この国際法の分野では手軽な入門書は存在しない。
もちろん、すでに多くの国際法学者が国際法の入門書を刊行してはいる。しかし、どの本も法学部生を対象としており、法学部以外の学生や初学者ではなかなか読むのが難しい。
本書は、主権、自決、平和、戦争、制裁をはじめ、国家関係の基本に立ち返り、国際法をゼロから学び直すことを狙いとしている。
国際法はどこから来るのか? その歴史、そして未来とは? 複雑きわまりない国際法の世界をコンパクトな入門書でアプローチ!

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