実験計画と分散分析のはなし

実験計画と分散分析のはなし

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出版社
日科技連出版社
著者名
大村平
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2024年4月
判型
B6
ISBN
9784817197979

消極的に過去の経験だけに頼っているのでは、はじめて経験する新しい事態への対応を間違えて痛い目に遭うことが少なくありません。そこで、与えられた経験にだけ頼るのではなく、積極的に新しい経験を追求して、そこから貴重な教訓を習得しようというのが実験です。
 実験は未知への挑戦です。なんの作戦もなく、へたな鉄砲かず撃ちゃ当たるでは、犠牲が多い割に成果が上がりません。そこで、実験に臨む作戦の基本ルールとして開発されたのが「実験計画法」です。
 一般に実験計画法は、効率のいい実験計画の立て方と、実験データの分析法(分散分析)の両輪から成り立ち、とくに、企業レベルの実験に際しては、実際に要する経費や期間を節約し、実験結果に対して正当な判断を下すための切り札としての地位を不動のものとしています。
 本書は、実験計画の立て方や分散分析の手順が面倒で、初心者泣かせと言われる実験計画法の真髄に触れていただくと同時に、明日の実務にもすぐ使える入門書です。
 第2版の刊行から10年以上たち、その間の社会環境の変化などにより、文中の記述に不自然な箇所が目につきはじめました。そこで、そのような部分だけを改訂させていただきました。

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