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「わらべ歌」の歌詞に宿る哀愁の物語。
子供たちが遊びなどの日常生活のなかで歌い、昔から口伝えに伝承されてきた「わらべ歌」。
手まり歌や子守歌としての顔も持つ「わらべ歌」だが、時にその歌詞のなかには思いもよらない悲しい物語が隠されていることもある。
本書は、すでに廃村となっている福井県のある村に住む人々や、心に暗い影を抱えた島に暮らす孤独な少年、また1940年代の中国・済南で生きた子供たちの生活を描いた物語3編を収録している。
それぞれの舞台となっている土地や集落の風景を鮮やかに描きながら、作中に登場する「わらべ歌」が、どこか懐かしく、そして胸の疼くような切ない物語を展開させる珠玉の作品集。
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