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『古日本文学発生論』は、国文学者で詩人である著者が、当時、新しい種類の〈文献〉として姿をあらわしてきた南島古謡群の世界を渉猟し、同時代の詩人・黒田喜夫による術語〈亡滅〉の意味を問いながら、「記紀歌謡」の世界に失われた日本文学発生の始源を構造的に把握すべく書き進めた『現代詩手帖』の連載(1976〓77年)を中心にまとめられ、78年に初版が刊行された。折口信夫以降、半世紀におよぶ文学発生論の空白をうめて、いまなお光り続ける名著を人間社文庫・日本の古層シリーズとして復刊。
「この本は、あの時代に激しく呼吸し、思考し、鋭敏であった者たちにとっての、特別な本だった」という山本ひろ子氏による解説を巻末に収録。
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