八郎潟文学誌

八郎潟文学誌

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
秋田文化出版
著者名
高橋秀晴
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2024年3月
判型
四六判
ISBN
9784870226166

詩情豊かな文学散歩へ、読者を誘う。
自然、歴史、生活、そして詩情。頁をめくるごとに立ち現れる新たな文学空間。

かつて日本第二の面積を誇っていた湖、「秋田県・八郎潟」。その豊かな自然や風情が鎌倉時代から昭和時代の文人墨客を呼び寄せ、数々の文献に記された。昭和の後半以降は世紀の大事業といわれた湖の干拓によって新たに生まれた「大潟村」が近代作家の作品の舞台となる。
筆者はこれらを網羅的に読み直し、未知なる八郎潟の魅力を探った。本書では史書(吾妻鏡)と28人の文人・作家合わせて29件を取り上げた。(菅江真澄、イザベラ・バード、石井露月、井上光晴、高井有一、司馬遼太郎...他)原文の引用を各回の中心に据えて、文章の味わいや時代の色合いが堪能できる。筆者の解説も添えられており、詩情豊かな文学散歩の旅へと読者を誘う。
各項目ごとに独立した内容となっており、どこから読み進めても興味深い。
本書は、かつての大湖や周辺地域、作品・作家に想いを馳せる創造的な時間が、地域の未知なる魅力・発見の旅であることを教えてくれる。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top