二世花柳壽輔が大正十三年に創設した花柳舞踊研究会は、いわゆる新舞踊運動の掉尾を飾るものとして、近代日本舞踊史に燦然たる位置を占めている。戦前期の番組は、今日では殆ど残存しないものと推測される。本書は、大阪市の佐藤家に一括して伝わった、戦前期の花柳舞踊研究会番組、研究会同人であった福地信世関係史料などを、翻刻し出版するものである。
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