和算からベルヌーイ数へと続く数の世界 ベル数・スターリング数でも和算家はスゴかった

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和算からベルヌーイ数へと続く数の世界 ベル数・スターリング数でも和算家はスゴかった

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出版社
技術評論社
著者名
小林吹代
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2024年4月
判型
四六判
ISBN
9784297140854

関孝和がベルヌーイ数を発見していたことは特に有名ですが、和算家が大きく貢献した有名な数が他にもあります。関孝和の孫弟子にあたる松永良弼(よしすけ)によるベル数や、坂正永(まさのぶ)によるスターリング数などです。和算家たちはこれらの数を「場合の数」と捉えます。一方、スターリングなど西洋の数学者たちは「代数」と捉えていました。スターリング数は、ベルヌーイ数に関する重要なクラウゼン-フォンシュタウトの定理に欠かせない重要な数でもあります。和算と西洋数学によるそれらの数の捉え方の違いを通して、それらがどのようにしてベルヌーイ数へとつながっていくのか、わかりやすく解説します。題材として「源氏香図」を使います。これは単なるデザインではなく、数学的な意味をもつもので、源氏香52通りはベル数とも呼ばれています。
楽しみながら数学を学ぶことができる1冊です。

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