予約商品

資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか

講談社現代新書

資本主義の宿命 経済学は格差とどう向き合ってきたか

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
講談社
著者名
橘木俊詔
価格
1,034円(本体940円+税)
発行年月
2024年5月
判型
B40
ISBN
9784065359068

社長と社員の給与格差、どれくらいならOKですか?

日本では、資産5億円以上の超富裕層は9万世帯。単身世帯の34・5%は資産ゼローー。
富裕者をより富ませ、貧困者をより貧しくさせる今日の資本主義。
アダム・スミスやマルクス、ケインズ、そしてピケティは、「富と貧困」の問題をいかに論じてきたか。
経済学の歴史に学びながら、経済成長か格差是正か、資本主義のジレンマについて考え、今後の進むべき道を提示する。

●先進国のなかでも所得格差の大きい日本
●日本の相対的貧困率は15.4%
●なぜ若者と高齢者の貧困率が高いのか
●最低賃金以下で働く人の割合は1.8%
●日本の生活保護の捕捉率は20%前後
●自由な経済活動がもたらす勝者と敗者――ヒューム
●アダム・スミスは経済学者か道徳哲学者か
●空想的社会主義者たちの格差是正策
●マルクスへの橋渡しをしたJ・S・ミル
●失業者の発生を明らかにしたケインズ
●福祉国家の先駆けはビスマルクのプロシャ
●ウェッブ夫妻のナショナル・ミニマム論
●税収を財源とするデンマークの福祉制度
●高所得者の動向を分析したピケティの衝撃
●逆進性が強いアメリカの所得税制
●所得格差の大きい共産主義国・中国
●日本の年収1000万円以上は5%
●アメリカ超富裕者たちの脱税率
●日本の所得税の最高税率はどう変わったか
●家族の変化と福祉国家への道

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top