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五代十国時代、五王朝、十一人の皇帝に仕え、二十年余りも宰相をつとめた馮道。破廉恥・無節操と非難されたが、それは「事はまさに実を務むべし」「国に忠たり」を体現した生き方だった。その生の軌跡を鮮やかに描きあげる。
【目次】
はじめに
一 唐朝の崩壊
二 盧龍軍の劉守光
三 宦官の張承業
四 父の死
五 宰 相
六 後唐末帝への勧進
七 石敬?
八 耶律徳光
九 長楽老自叙
十 柴
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