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幻の韓国語=朝鮮語講座。1960年、戦後言語教育の青春時代、在日の人々へ向けた熱き入門講座がいま蘇る。文法家はいかに語り、人々はいかに学んだのか?
朝鮮語学史上の重要な著作『朝鮮語文法』(1960)、日本語学の巨星・奥田靖雄を中心とする言語学研究会の言語学、そして黎明期の対照言語学を圧倒的な高みで統合した、若き日の言語学者・金禮坤、渾身の韓国語文法論入門。韓国語学習者・教育者のみならず、日本語研究者も必携。本物の文法論がここにある!
「本書は決して過去の遺物ではない。現在を生きる書物である。時代的な先進性、文法論の知的な愉しみ、母語と学習主体を見失わない対照言語学的な学び、そして韓国語への愛情といった様々な点において、これに比肩する類書を見ない。」
--野間秀樹「解説 金禮坤『定本 韓国語講座』は何が凄いのか、何が面白いのか」より
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