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どんな仕事にも「下積み」があるが、子どもに直接関わる教職に
「修業時代」はあるのか?数々の失敗も隠さず語る貴重な体験記
インターネットの発達やテレビメディアのおかげで、さまざまな仕事や職人の世界における「下積み時代」が見えるようになった。そのため、ある職業に就く場合の心構えができるようになった。一例を挙げれば、板前の世界では皿洗いからはじまる。料理学校を卒業した人も、厨房に入ると一からのスタートとなる。
一方、教師という職業はどうなっているのだろうか。大学で教職課程と呼ばれる授業を受け、教員採用試験に合格すれば、四月には「先生」となる。小学校であれば、ほとんどの場合そのまま学級担任になる。板前で言えば、皿洗いをしないままお客さんの前に包丁を持って立つようなものである。熱血教師を目指す人であれば、現実とのギャップに負けて挫折をしてしまうだろう。
本書では、教師の下積み時代を、筆者の赤裸々な失敗談をふまえて面白おかしく語っていくことにした。どんな教科を学習し、放課後や休日に何をしているのか。子どもが相手だから、予測不可能なことも起こる。それに対して、どのような対応をしているのかについて、読者とともに考えていくという構成になっている。教職に就いてみたいと考えている人、教師をはじめてから日々の指導に悩んでいる人に、ぜひ読んでいただきたい。
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