社会科学系のための鷹揚数学入門 線形代数篇

社会科学系のための鷹揚数学入門 線形代数篇

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出版社
学術図書出版社
著者名
森川亮
価格
2,145円(本体1,950円+税)
発行年月
2024年4月
判型
A5
ISBN
9784780612370

事前の知識を想定することなく、平易で独特な語り口で語られる数学入門の線形代数篇。
経済学・経営学の有効性と妥当性にも言及する。

【目次】
第1章 行列とその計算
 1. 行列〓matrix〓
 2. 行列の計算
 3. 単位行列
 4. 逆行列
 5. その他,よくお目にかかる行列
 6. 行列のブロック化
第2章 連立方程式を解く
 1. 逆行列を用いて解く
 2. 解が一意に確定しない場合を考える
 3. 掃き出し法という解き方
 4. 再び逆行列を用いて解く
 5. 掃き出し法で逆行列を求める
 6. 掃き出し法と行列のランク
第3章 行列式とクラメルの公式〓さらに連立方程式を解く!〓
 1. どういう発想で,何をやろうとしているのか?
 2. 行列式〓determinant〓の導入
 3. クラメルの公式
 4. クラメルの公式から逆行列へ
 5. さらに行列式について
インターリュード〓≪間奏曲≫〓I
 1. 価格決定のメカニズム
 2. 価格は本当のところどのように決まるのか?
 3. 数から行列への拡張とみると…
 4. 天才! 関孝和
第4章 ベクトルの導入
 1. ベクトルという概念とその加減算
 2. ベクトルの掛け算〓内積と外積〓
 3. 計算則として解釈する
第5章 ベクトル変換・回転行列・複素数
 1. ベクトルの変換について再考する
 2. 回転変換,あるいは回転行列
 3. 複素拡張
 4. 社会科学上の応用
第6章 固有値・固有ベクトル
 1. 固有ベクトルをイメージする
 2. 固有値と固有ベクトルを求める
 3. 複素拡張
 4. 社会科学上の応用
 5. 行列の対角化
インターリュード〓≪間奏曲≫〓II
 1. 2次形式
 2. 行列式と体積について再考する
 3. ひっくり返った,あっち側のベクトル変換
 4. 理論と言語体系
 5. 神童! ハミルトン
第7章 数学的還元主義の果て〓数理科学は世界に何をもたらしたか
 1. 再び言語論的転回を考える
 2. 認識対象自体の喪失と数学という言語
 3. 理論とは何か
 4. 大転換
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