桐壺・帚木・空蝉・夕顔
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『古典文法総覧』の著者が贈る語学者による注釈書
『源氏物語』の文法的全解読始動!
日本語学の立場から、『源氏物語』全文の解読を試みる。『源氏物語』の一文ごとに、正確に現代語に移した解読文を示し、なぜそのように解読されるのか、文法的な説明を付し、自明でない語法には、必ず類例をあげて説明している。今泉忠義『源氏物語語法篇』、佐伯梅友『源氏物語講読』の発展的継承を目指す。古語辞典・古典文法書の編纂、百人一首の注解等を経て、満を持して世に問う、著者の古典文法研究の集大成。全15巻予定。
■本書の特徴
◇『湖月抄』を底本とする。
◇同格構文は角括弧で、挿入句は丸括弧で示すなど、原文の構造を把握しやすく工夫。
◇「大路(おほち)」のように語の清濁にも留意した。
◇巻末に「事項索引」「清濁音注記一覧」「難読箇所一覧」「作中和歌初句索引」を付す。
◇古典文学、古典語学の研究者、学習者に必備の書。
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