CEFRに準拠して策定した「ジャパン・スタンダード(通称JS)」は、日本の社会文化的コンテクストに適合したCAN-DOディスクリプタと言語材料表から構成される「言語能力記述一覧表」を明示し、小中高の英語教育現場での応用実践と豊富な資料を擁する。
昨今需要の高い小学校に必要なPreA1は3レベルに細分化しての提示、またA1からB2レベルの「言語能力記述一覧表」は本文中に掲載した二次元バーコードからダウンロードが可能。
各レベルの指標を掲げるだけでなく、個々の学習者が言語活動で何ができるようになっているのか、詳細を捉えることができる。
■序文 「ジャパン・スタンダード」 プロジェクトの目的と本書の概要
執筆者一覧
■第1章 CEFRとは
1.1 CEFRの基本
1.2 CEFRはどのように利用されているのか?
1.3 CEFRの問題点とJSでの対処
■第2章 CEFRに準拠したJS:ジャパン・スタンダードとは
2.1 JSの導入の経緯と概要
2.2 JS:CAN-DOリストの策定・提示方法
2.3 言語材料の選定・提示方法
■第3章 JSの高校英語教育での運用
3.1 高校生に期待されるJSの英語運用レベル
3.2 JSをベースとしたCAN-DO型カリキュラムの作成
3.3 JSをベースとした教材の作成と選定
3.4 JSをベースとした授業展開
3.5 JSを活用した授業
3.6 JSをベースとしたテスト作成
■第4章 JSの中学校での実践
4.1 A中学校の場合
4.2 JSは中学校英語にどのように利用できるか
4.3 CLIL指導の実際
■第5章 JS Pre-A1 小学校における英語活動とカリキュラム
5.1 小学校における英語活動とカリキュラム
5.2 小学校英語教材・指導法とJS Pre-A1
5.3 CLIL実践とJS Pre-A1
5.4 評価とJS Pre-A1
◆JS 言語能力記述一覧表
JS ディスクリプタ(日本語版)
JS ディスクリプタ(英語版)
JS ディスクリプタ+言語材料参照表
用語解説
あとがき
参考文献
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