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◇◆◇ 監修者からのコメント ◇◆◇
「ペンホルダー」とは、ペンを持つようにして握る
グリップ形状であることから名付けられた、
卓球ラケットのひとつです。
ペンホルダーを使用する選手は日本や中国、
韓国をはじめとしたアジアに多く、
最近ではヨーロッパでも使用する選手が
増えつつあるラケットと言えます。
ペンホルダーのラケットには、
おもに日本式と中国式があり、
片面だけにラバーを貼り、
フォアハンドもバックハンドも同じ面で打つ日本式と、
両面にラバーを貼り、
フォアハンドとバックハンドが
違う面で打てる中国式があります。
私がなぜペンホルダーのプレーヤーに
なったかとういと、
父がペンホルダーの卓球選手であり、
その影響といって良いかもしれません。
むしろ、気がついたら
「ペンのラケットを握ってた」というぐらい、
小さい頃からペンホルダーで卓球を
プレーしています。
ジュニアから卓球に熱中していく過程では、
ほんの少しですがシェークハンドのラケットも
握ったことはあります。
しかし、シェークハンドの選手のなかに入ってしまうと、
大多数のなかにいる「普通の選手」に
なってしまう気がしたのも確かです。
一方、ペンホルダーのラケットを握れば、
唯一無為のプレーヤーになれるような、
そんな魅力があるのは言うまでもありません。
それほどペンホルダーには、極めければ上達できる、
自分を高めてくれる可能性が秘められています。
本書は「ペンホルダー」で上達するためのテクニックや
考え方を解説しています。
もうすでにペンホルダーで
プレーしている人はもちろん、
これからどんなラケットでプレーするか
迷っている人にも参考になる
基本的なアドバイスを掲載しています。
私の経験とノウハウが、
みなさんの卓球ライフにおいて
一助になれば幸いです。
アジア競技大会日本代表
松下 大星
◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇
☆ PART1
ペンホルダーの特徴
☆ PART2
ペンホルダーの基本打法
☆ PART3
ペンホルダーの台上技術
☆ PART4
ペンホルダーのサービス
☆ PART5
ペンホルダーを生かした戦術をマスターする
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