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もしもミツバチが世界からいなくなったら

もしもミツバチが世界からいなくなったら

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出版社
旬報社
著者名
有澤重雄
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2024年5月
判型
46
ISBN
9784845119110

こんなにも身近で、こんなにも知らない
ミツバチにいま何が起こっているのか  驚きの生態と忍び寄る危機!

2006年秋、アメリカで、一夜にして巣からはたらきバチが消える不思議な現象が発生した。これは蜂群崩壊症候群(CCD)と呼ばれ、ヨーロッパ各地や南アメリカでも発生し、2007年春までに世界でミツバチのコロニーの4分の1が消失したとされる。いったいなぜこうした現象が起きたのか。

人間は古代より、ハチミツ、ローヤルゼリー、蜜ろうなど、ミツバチからさまざまな恩恵を受けてきた。さらに近年はミツバチ類を含む昆虫による受粉が世界で推定20兆円もの経済的価値を生み出していることもわかってきた。

ミツバチとはどんな生き物なのか、人間の生活とどう関わっているのか、そして現在ミツバチにどんな危機が忍び寄っているのか。
もしもミツバチが世界から消えてしまったら、私たち暮らしはどうなるのか。ミツバチの今と私たちのこれからを考える。

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