「現代」のさかな界を隈なく網羅した大好評の総合事典、約30年ぶりの大改訂!
【本書のポイント】
①分かりやすい解説
⇒生態・漁業・消費・文化など多様な視点から解説!
②豊富な図表と美しい点描画
⇒分布図・流通経路・生産額・漁獲量・食品成分・主な食べ方など、豊富な図表で理解が深まる!
全各魚種を点描画で学術的かつ美しく表現!
③激変する「漁場」と「食卓」の変遷と課題も収録
⇒地球温暖化・マイクロプラスチック汚染・東日本大震災の影響・生物多様性などの環境問題から、漁業問題、食の現代的問題まで、この25年で一変した魚類・水産界の模様も解説!
【主な目次】
魚類の博物学
第1部 現代の魚
第2部 魚介類の解説
第3部 漁場から食卓まで ~25年の大変遷~
【本書の各項目について】
◆第1部 現代の魚
「魚類の博物館」として魚類の起源・進化・系統・人との関わりを概観、「栽培漁業」「川と湖の魚たちは今」「水族館」という三つの視点から、魚をとりまく現状について解説!
⇒第1章:栽培漁業の誕生から現状までを、図表や数値を用いてわかりやすく解説。
第2章:川と湖の魚を通して我が国の淡水環境の変化について解説、さらにバイオテクノロジーによって生まれる新しい養殖魚についても詳解!
第3章:日本と世界の水族館事情を、世界の魚類35種の図版付きで概観した「紙上の水族館」
◆第2部 魚介類の解説
日本の近海、沿岸、河川、湖沼に生息する魚介藻類から一般の人々に馴染みの深い279種を選択・解説、さらに「日本に渡った魚たち」として70種、合計349種の解説を掲載!
⇒それぞれ解説・生物学・漁場・利用法の四つの大項目と点描画を見開きで掲載。ページを開けば一目で知ることが出来る!
◆第3部 漁場から食卓まで ~25年の大変遷~
魚と人との関わり合いを、漁場から食卓までの流れに添って解説。
⇒種問題から、地球温暖化や東日本大震災の影響、マイクロプラスチックなど化学物質汚染問題、最新の養殖事情などこの25年の「漁場」の変遷、さらに世界遺産となった和食をめぐる「食卓」の諸課題についての論文や議論を掲載!
※旧版『現代おさかな事典』(ISBN:978-4-90083-022-6)
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