松本零士 戦場まんが初期傑作選

松本零士 戦場まんが初期傑作選

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出版社
小学館
著者名
松本零士
価格
4,950円(本体4,500円+税)
発行年月
2024年4月
判型
B5
ISBN
9784091794369

美麗なメカ描写に感動!松本零士の原点!

「ずっと少年誌で飛行機の漫画を描きたかった」と
デビュー当時から語っていた松本氏の念願が叶って描いた
戦場ものの初期作品集。

戦後すぐという時代背景もあり、
太平洋戦争をモチーフにした作品が多いが、
松本氏は、特に飛行機の描写に注力し、
思う存分、のびのび描いているので表現が素晴らしい。

各国の有名戦闘機が続々と登場し、
華麗で迫力のあるドッグファイトを
画面狭しと繰り広げている。

雑誌掲載時のカラーも完全復刻。

また、数少ない原作付きの作品「黒死鳥(デスバード)4444」も掲載。
史村翔(武論尊氏の別名ペンネーム)氏とのコンビはめずらしく、
この作品は貴重。

SFの短編も秀逸で、「インパールの雪」は
星新一氏、筒井康隆氏の作品を彷彿させる
切れの良いショートショート。

自伝的作品「昆虫国漂流記」は、
松本氏のルーツを知る上で重要な作品であるが、
戦後日本の混沌とした社会を
リアルに感じさせる仕上がりとなっている。

別冊には、カラーの飛行機イラストが満載。
ビッグコミックに描いた「日本国落城記」も特別掲載。

ファン必携の豪華版!





【編集担当からのおすすめ情報】
松本先生はSF漫画の大家という印象がありますが、戦場まんがの評価も高く、こちらのシリーズの方が好きというファンも多くいます。

松本先生は「メカマニア」を自称するだけあって大変機械に詳しく、
特に飛行機がお好きでした。
出版社からの要望で零戦を多く描いていますが、
本当は世界各国の名機が好きで、
本書を読むと、細かいところもこだわって実に楽しそうに
描いている感じが伝わってきます。

「松本零士のメカは血が通っている」と言われることもあります。

それは、定規を使わずフリーハンドで飛行機や戦車を描き続けたからだと
思いますが、本当にフリーハンドの線なのかと疑いたくなるほど、
美しい線で描かれています。

その名人芸ともいえる描写力を是非味わってみてください。



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