発達障害のある学生への合理的配慮や支援のベースとなるアセスメントについて、ニーズ別の観点や連携方法、支援事例を踏まえた入門書。
目次より
第1章 高等教育機関における発達障害をめぐる現状と修学支援ニーズ
1.1 高等教育機関における発達障害をめぐる現状と課題
1.2 発達障害および関連する障害の理解と修学支援ニーズ
1.3 発達障害の理解
1.4 発達障害と関連する障害の理解
1.5 単純でない発達障害系の問題の理解
1.6 発達障害のある学生への支援とアセスメント
第2章 高等教育におけるアセスメント概論
2.1 高等教育におけるアセスメント
2.2 諸外国におけるアセスメントを担う専門家とその役割
2.3 日本におけるアセスメントを担う専門家とその役割
2.4 日本の大学等に求められるアセスメント
第3章 修学支援のためのアセスメントの流れ
3.1 修学支援ニーズの把握
3.2 面接・聞き取りによるアセスメント
3.3 個別式検査によるアセスメント
3.4 大学生の評価に利用可能なその他の検査
3.5 テストバッテリーの組み方と留意点
3.6 アセスメント結果のフィードバック
3.7 倫理的配慮
第4章 アセスメントからオーダーメイドな支援へ
4.1 合理的配慮の根拠資料としての利用
4.2 大学入試における合理的配慮
4.3 日本の大学等における授業および成績評価時の合理的配慮
4.4 スタディスキル・コーチング
4.5 「弱み」を補う支援技術
4.6 発達障害の診断あるいはその傾向のある学生の支援に携わる相談部署との連携
第5章 アセスメント結果を活用した修学支援事例の紹介
5.1 【事例1】スクリーニングからアセスメント,修学支援につながったAさん
5.2 【事例2】自発的な相談からアセスメントを実施し,修学支援につながったBさん
5.3 【事例3】教員から学生にアセスメントを紹介し,修学支援につながったCさん
5.4 【事例4】対人不安や時間管理の苦手さを抱えるDさん
5.5 【事例5】忘れ物が多く,スケジュール管理が苦手なEさん
5.6 【事例6】読み書きに困難を感じていたFさん
5.7 アセスメント結果を活用した修学支援における課題
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