ニューヨーク・ニューヨーク

New Sounds in BRASS

ニューヨーク・ニューヨーク

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス
価格
20,900円(本体19,000円+税)
発行年月
2024年3月
判型
A4
ISBN
9784636111057

編曲者:岩井 直溥
難易度:★★★
演奏時間:6分00秒


●曲目解説
ロバート・デ・ニーロとライザ・ミネリ主演の映画 『ニューヨーク・ニューヨーク』の主題曲として、映画全編に流れている曲です。
第2次大戦が終わり、勝利の余韻に浸っているアメリカを背景にしたこの映画の中には、「ブルー・ムーン」「しあわせの星」「その手はないよ」「オバス・ナンバー・ワン」「あなたが私に新しい恋を」「世界は廻る」「ゼア・ゴーズ・ザ・ボール・ゲイム」「ハッピー・エンド」他、当時ヒットした多くの曲が使われています。
監督は名作 「タクシードライバー」のマーティン・スコシージで、この曲は映画「キャバレー」でも有名なジョン・カンダーとフレッド・エップのコンビが書いています。

●演奏にあたって
アメリカのしゃれた雰囲気を持つスイング・ナンバー 「ニューヨーク・ニューヨーク」。
序奏はマーチ風な感じもありますが、ショー・ミュージックですので勇ましくせず、ライン・ダンスでもするような軽快さが出せれば最高。
[B]からは全体にスイングですのでジャズ・フィーリングをしっかり出すことがこの曲を生かすポイントになります。
前からのトランペット・ソロはプレイヤーの独自の味を出して欲しいのですが、余り複雑なアドリブは曲想に合わないと思いますのでフェイク位の方がよいでしょう。
続いて[I]の前からのテナー・サックス・ソロはスローバラードで思い切り味のあるアドリブにアタックしてみてください。
その為にはこのシリーズのCDやカセットテープから感じを掴むのが最も勉強になると思います。後半はスロー・スイングですがショー・ミ ュージックにはよくあるパターンで、スローであってもハードな盛り上げが絶対に必要な所です。
この曲は全体にスイングの乗りをしっかりさせることが大切で、コンサートではソロやセクション・ソリのスタンドプレイを多く取り入れ、皆さんのジャズ・フィーリングを存分に発揮して楽しい演奏にして欲しいものです。
(岩井 直溥)
※このコメント類は、平成元年出版当時のまま掲載しています。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top