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"本書は、日本語教育・日本語学を学ぶ方や日本語教師に向けて、会話教育の理論から具体的な授業実践まで、最新の研究・実践を紹介した参考書です。
全5部からなり、まず第1部「理論編」では、会話能力や会話教育、評価法などについて紹介します。
続く第2部「基礎編」では、ロールプレイなどの基本練習や活動、第3部では、学習者の会話能力をバランス良く伸ばすために、様々な会話の形態を意識した練習活動を紹介します。
第4部では発展的な会話教育について紹介します。音声に焦点を当てた学習・指導、話し合い、アニメを扱った活動のほか、外国人介護人材に特化した会話教育やオンラインで行う会話教育についても取り上げています。
最後に第5部で、自己研鑽できる教師になるために重要な会話研究と実践について述べられています。
巻末には、本書で学んできたことの集大成として取り組むプロジェクトが3つ設けてあります。
各章を読む前・読んだ後にはタスクがあり、身近な経験と結び付けながら理論を踏まえた実践的な指導力を養うことができます。授業を行うためのヒントが詰め込まれた一冊です。
本書は『日本語教育叢書「つくる」会話教材を作る』(関正昭・土岐哲・平高史也(編), 尾﨑明人・椿由紀子・中井陽子(著), 2010)の一部をもとに、最新の日本語教育の知見を加え、内容を大幅に改めてまとめなおしたものです。"
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