センス・オブ・ワンダー

センス・オブ・ワンダー

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
筑摩書房
著者名
レイチェル・カーソン , 森田真生 , 西村ツチカ
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2024年3月
判型
四六判
ISBN
9784480860965

「ここにきてよかったね」

この星はすべての生命を祝福している。



世界的ベストセラー『センス・オブ・ワンダー』待望の新訳

さらにその未完の作品を今京都から書き継ぐ



先駆的に化学物質による環境汚染を訴え、今に続く環境学の嚆矢ともなった『沈黙の春』の著者であり科学者であるレイチェル・カーソン。そのカーソンの最後に遺した未完の作品が『センス・オブ・ワンダー』だ。



本書は独立研究者・森田真生による新訳と、「その続き」として森田が描く「僕たちの『センス・オブ・ワンダー』」で構成する。カーソンが残した問いかけに応答しつつ、70年後の今を生きる森田の問題意識に基づいた、新しい読み解き、新しい人間像の模索を行う。



------

地球の美しさをよく観察し、深く思いをめぐらせていくとき、いつまでも尽きることがない力が、湧き出してきます。鳥の渡りや潮の満ち引き、春を待つ蕾の姿には、それ自体の美しさだけでなく、象徴的(シンボリック)な美しさがあります。

(レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」より)



これから生まれてくるすべての子どもたちが、「きてよかったね」と心から思える、そういう世界を作り出していくこと。僕たちが何度でも新たに、それぞれの「センス・オブ・ワンダー」を生き、書き継いでいこうとしているのもまた、このためなのである。

(森田真生「結 僕たちの「センス・オブ・ワンダー」へ」より) ------

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top