吹奏楽の愛好家たちの記憶に留めておいてほしい吹奏楽作品100曲を、世界の音楽家・演奏家たちの意見をもとに厳選。後世に末永く受け継がれゆく名曲の数々を、気鋭の作曲家・バンドディレクターの3人が、詳細な資料にもとづいて解説する。例えば、ホルストの《第2組曲》やヴォーン・ウィリアムズの《イギリス民謡組曲》では、その素材となった民謡を歌詞付きで掲載し、作品を立体的に俯瞰する。また作曲者自身の作品に対するコメントなども多数掲載。例えば、カレル・フサの《プラハ1968年のための音楽》では、作曲者が自身の解説をプログラムに掲載するように指示しているが、その日本語版の定訳がなかったのでそれを掲載した。さらにインターネット上にはない情報も多く盛り込み、吹奏楽の根幹に触れることのできる一冊となっている。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。