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<帯より抜粋>
「大切にしたいものは
モノよりも
大好きな人と共有する時間」
知らず知らずのうちに大人に根付いた、価値観や固定観念。
それに縛られすぎると、本当に大切なものを見失ってしなうことも。
お子さんとの幸せな時間が増えますように――。
<作者からのコメント>
この絵本の物語は、私の実体験が元となっています。
とある日、知人のお子さんと
お絵描き遊びをしていた時の話です。
その子が赤いクレヨンを使っている際、私が
「お兄さんも赤色クレヨン使いたいから、次貸してね。」
と伝えたところ、
その子は突然ニコニコ笑顔で
「ボキッ!」と赤色クレヨンを折り
「これで一緒に使えるね」
と半分を渡してくれました。
その時に私はびっくりして、
まず、その子の親に怒られないかハラハラした直後に、
「ハッ」と
1つのことに気が付きました。
大人の中では
「モノは大事にしないといけない、壊してはいけない」
という当然のルールがありますが、
きっとその子の価値観で言うと、
「モノ」よりも「誰かと一緒に同じ色を塗る時間」を
優先させたのではないかと思います。
それは大人になった自分にはない新鮮な感覚でした。
人間は大人になるにつれ様々なことを経験し、
知識も増え、効率よく生きられるようになっていきます。
ですが成長に伴い、つい忘れてしまっている
大切なこともあるのではないかと思います。
そんな、
私が偶然子どもから得た気付きを詰め込んだ物語。
親子だけではなく、家族、恋人、友達…
大切な誰かと読んでほしい、そんな一冊です。
パントビスコ
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