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大事なことは「何をやり抜いたか」
できる教師は必ずやっている帯指導50を紹介!
本書の概要
続ければ本物になる「帯指導」を解説する。これまで本としてまとめられてこなかったが、1年間継続する帯の活動の意義とすぐに使える実践事例を紹介する。教師として、何より大事なことは「何をやり抜いたか」を実感できる1冊。各教科や学級経営にも使える学 習活動50を収録。
本書からわかること
・帯指導の重要性
継続するということを、自分だけの力で実現することは難しい。であれば、学級の中にその継続できるシステムが存在すれば、自然と力がつくのではないか。
帯指導とは、45分の授業のうち、短時間、継続的に行う学習活動の一つであり、たとえば、代表的なものに漢字指導がある。国語の授業の冒頭5分〓10分程度を、毎時間漢字指導にあてるだけで、子どもたちの漢字は定着する。これをほとんど教えず、「家で練習してきなさい」としてしまうと、できる子や家庭で取り組める子はできるけれど、それ以外の子たちは、何も勉強せずに授業に臨んで、ボロボロの結果が待っているだけである。45分のうちたった5分や10分を、帯指導として使えるかどうかで、子どもたちの数ヶ月後の未来が変わるのである。
・続ければ本物になる
帯指導と言っても、1年間同じことを続けるというわけでなく、帯指導に少しずつ変化を加える中で、より発展的に子どもたちの力を伸ばしていくステップを例示。1学期〓3学期のどの時期にどんな手立てを打てばよいのか目安を示す。若い先生方が実践する際の一 つの指標になる内容。
帯指導は、決して、授業のメインディッシュではない、前菜にあたるようなもの。しかし、この前菜がメインの料理を引き立てる存在になる。そして、何より続けていく中で、子どもたちは間違いなく成長をしていく。
「続ければ本物になる」
帯指導を取り入れて、子どもたちの笑顔を増やそう!
こんな先生におすすめ
・1年間学級を担任してみて、子どもたちに力をついているのか不安な先生
・子どもたちに基礎的な力をつけたいと願う先生
・継続する力を育てたいと願う先生
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