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◆本書の特色◆
■ 教科書に準拠した構成で、日常の学習を効果的に深めます!
■ 共通テストから、国公私大の論述対策まで、広範囲な指導を展開!
■ 文化史や社会・経済史も、詳しい説明できっちり網羅!
■ 豊富な図版や講師のイラスト解説で、わかる!面白い!と大好評!
■ 別冊には、「世界史年表」および詳細な「授業プリント」を掲載!
「世界史年表トーク(年表授業音声)」は、語学春秋社HPから無料ダウンロード!
新課程の7種類の世界史探究の教科書(2023年4月段階で既刊のもの)に準拠して、教科書に掲載されているすべての時代とすべての地域、さらには文化史を含むすべての分野を網羅。
教科書との連動性を高め、これまで以上に高校の授業のサポートに活用できるようにしました。
◆本書の使い方について◆
(1) 各回全体を通して読んでください。歴史には流れがあります。よって、断片的に読むよりも、各回を通して読んだ方が理解は深まります。ときには、声を出して音読してください。そうすれば、教室の僕の声が聞こえてくるはずです。また、本文中の赤字・太字は重要な用語や記述を表します。
(2) 別冊の「講義プリント」は、講義のエッセンスをまとめたものです。重要知識を総チェックできます。
(3)講義を受け終わったら(本書を読んだら)、できるだけ早く問題演習を行ってください。
(4)別冊所収の「世界史年表」に沿った音声授業を無料でダウンロードできます。各巻の講義内容のアウトラインを、僕が解説したものです。青木って、こんな声なのです。きっと復習のよい手がかりになると思いますから、何度も聴いて活用してください。
◆第2巻について◆
第2巻では、以下の3つが中心テーマです。
(1)中世から近代に向かうヨーロッパ世界
(2)10世紀以降の中国(宋~清)
(3)15世紀以降のイスラーム世界
とくに(1)では、現在まで続く近代的な国際関係、すなわち「主権国家体制」の成立を学習します。また「立憲主義」や「議会主権」など、多くの国々で採用されている近代政治システムの原型ができあがったのも、この時代です。
さらには、国家に「主権」があるように、「人間にも”人権”が存在する」という考え方も、この時代のヨーロッパに成立しました。
また16世紀には、アジア、アフリカ、ラテンアメリカ、そしてヨーロッパが、恒常的な交易関係によって結びつけられました。これによって、真の意味で「世界史」が成立しました。それ以来、世界の各地域は現在にいたるまで、濃密な関係性を持ち続けてきました。
というわけで、この第2巻であつかう部分は、「今」を理解するのに不可欠な時代なのです。
世界史を理解できれば、世界が理解できます。頑張りましょう。
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