今さらだけど「人新世」って?

今さらだけど「人新世」って?

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出版社
WAVE出版
著者名
古沢広祐
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2024年3月
判型
四六判
ISBN
9784866214306

私たちは今、地球史が変わる瞬間に立ち会っている!

SFの世界が現実に?
ヒトとAIは共存して変態(メタモルフォーゼ)する?
道具に支配される未来?
人類はこの先、繁栄する? それとも自滅?

「人新世」――
皆さんはこの言葉をご存じでしょうか。
新聞や本、あるいはネットなどで一度は見たことがあるかもしれません。
ジンシンセイ? ヒトシンセイ?
なんて読むの?
そもそもどんな意味の言葉なの?

実はこれ、私たち人類のこれからを左右する重要なキーワード。
だからこそ今、あらゆるジャンルの研究者や芸術家たちが、
こぞって「人新世」をテーマに議論し、制作しているのです。

たったの70年で、私たち人間は地球という天体の姿を劇的に変えてしまいました。
地層には、その痕跡がはっきりと刻まれています。
専門家の間では、人類の活動が地球に影響を及ぼしているこの時代を、
これまでの時代と区別するべきではないかという議論が活発で、
国際学会でさまざまな意見交換がされているところです。
その新しい時代区分の名称が、「人新世」です。

本書では、「人新世」という時代を迎える地球と私たち人間が、
この先いったいどうなっていくのかということを、
ヒトの進化の過程を振り返り、
急速に発展する最新技術とのかかわりに触れ、
さまざまな思想を引きながら未来を展望していきます。

私たちは今、地球史が変わる瞬間に立ち会っているのです。

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