尊厳の法理論

憲法研究叢書

尊厳の法理論

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出版社
弘文堂
著者名
朱穎嬌
価格
4,730円(本体4,300円+税)
発行年月
2024年3月
判型
A5
ISBN
9784335303395

〈誰もが弱者になりうるということ〉から、尊厳と人権を問い直す

誰もが、少なくともライフサイクルのどこかにおいて何か/誰かに依存し、他者との関係性の中で生きている。〈脆弱性〉を抱えるありのままの人間を前提としたとき、〈自律〉を基軸とした従来の人間の尊厳論ないし人権論は、乗り越えられるべきではないか--。本書は、西洋思想のみならず東洋思想までをも縦横無尽に渉猟しつつ「尊厳」の法理論を根本から再構築しようとする、野心的な研究成果の書籍化です。その先に見据えるのはイノベーションによる肉体や精神の拡張、すなわちトランスヒューマニズム。憲法学の革新は、ここから始まります。

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