出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
日本霊異記と同時代の東大寺諷誦文稿は法会の場などで教えを説く僧の手控えとされ、書き込みや訂正、削除等、推敲のあとを目にすることができる希少な文献である。どのように語れば人々を仏の教えに導くことができるのか。実際に語ることを念頭に置いた講師の思案が、文献に残りにくい語も呼び込んでいる。本注解は試行錯誤の跡もあらわな難解な文章を訓読し、本文影印・本文加点・現代語訳・語釈・補注・索引を施し、口絵に朱書を含む部分をカラー写真で収め、当時の仏教受容の現実に近づく貴重な資料を読み解いたものである。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。