船越正康大阪教育大学名誉教授が、全日本柔道連盟のメンタルサポートに関わり、収集・保存に努めてきた40年間のデータ。
集積された内田クレペリン検査の膨大な紙データを、著者ら研究チームが、煩雑なアナログ作業を経てデータ整理し、トップアスリートの心理データ分析研究としてまとめたもの。
今後は様々な分野の研究から得られた知見がつながりを持って互いに刺激しあい発展していく時代となる。トップアスリート研究は、経験だけに基づく従来の指導から脱却して、一人ひとりの可能性を追求することが幸福を追求することと同じ方向のベクトルで捉えられる時代へと移行するための一助になるのではないかと考えている。この研究が少しでも今後の研究の刺激の一つとして役立てたら幸いである。(「あとがき」より抜粋)
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