ヤマハルーター＆スイッチによる実践ネットワーク　技術と設計

本書では、ネットワークを構築する時の工程（要件定義、設計、製造、テスト）について説明しています。その工程に従って、小規模ネットワークや大規模ネットワークの構築例を、シミュレーション形式で説明していきます。
構築例を示す際技術的な説明もしていますが、実際の設計での考え方やポイント、設定やテストとしてやるべき内容などを中心に説明します。
構築例では、L2TP/IPsec、OSPF、スパニングツリープロトコル、VRRP、スタック、リンクアグリゲーション、IEEE 802.1X認証、PoEなど多くの機能で、どのように設計して構築していくのかを説明しています。
本書により、実際のネットワーク構築方法について理解を深め、ネットワークエンジニアとしてステップアップするとともに、YCNE Advanced CORE★★★試験合格の近道となることを願っています。

・ネットワーク構築・管理について深い知識を持って理解したい
・技術・設定・運用保守についての高度な専門性を取得したい
・ヤマハ ネットワーク技術者認定試験 YCNE Advanced CORE★★★ の出題範囲に対応

［目次］
1章 小規模ネットワークの構築
ネットワーク構築の工程、要件定義、方式設計、詳細設計、設定工程、テスト

2章 大規模ネットワークの構築
要件定義、方式設計、詳細設計、設定工程、テスト

3章 さまざまな要件に対応する設計、設定工程、テスト
LAN分割機能、ルーターのタグVLAN機能、ポート分離機能、プライベートVLAN機能、マルチプルVLAN機能、RIP、フィルタ型ルーティング、Twice NAT機能、インターネット接続のバックアップ、VRRPを利用したバックアップ回線への切り替え、スケジュール機能、QoS、ヤマハルーターのセキュリティ機能設定、ヤマハLANスイッチのセキュリティ機能設定