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お国によって始められたかぶきは、その後、遊女たちによって模倣され、十七世紀初頭の京都を中心に地方に拡がった。近世の幕開けとともに絵画史に新しい画題やモチーフを提供することとなったお国や遊女によるかぶき―すなわち、女かぶき―は、どのような意味や役割を担って描かれたのか。同時代の鑑賞者はそれをどのように捉えたのか。
まず、女かぶきの演目とその変遷の経緯を整理し、描かれた芸態の意味を読み解く。次に、女かぶきを取り上げる絵画の真の主題と制作意図や背景、絵師や注文主と鑑賞者を探り、さらに、次世代の婦女遊楽図とのつながりを示す。その上で、遊楽図再考に向けて試論を提示する。
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