探偵小説の鬼 横溝正史

別冊太陽 日本のこころ 313

探偵小説の鬼 横溝正史

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出版社
平凡社
著者名
山口直孝
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2024年3月
判型
A4変
ISBN
9784582923131

名探偵・金田一耕助を生んだ探偵小説家の世界に迫る決定版。読者をいざなうその魅力の源泉を初公開を含む貴重な資料で探る。文=石坂浩二、小林信彦、有栖川有栖、柳家喬太郎

●目次
〈巻頭言〉 小林信彦 横溝正史氏の回想

「探偵小説一代男」の軌跡 横溝正史評伝 文=山口直孝
? 探偵小説に魅せられた少年 明治三五年―大正十一年 ? 江戸川乱歩との出会い 大正十二年―昭和六年  ? 結核と戦争――二つの試練 昭和七年―昭和十九年  ? 金田一耕助の誕生 昭和二〇年―昭和二六年 ? 多作から沈黙へ 昭和二七年―昭和四〇年  ? リバイバルブームの中の創作 昭和四〇年―昭和五六年    

《主要作品解説》
横溝正史を読む 探偵小説の鬼、その変幻自在な世界へ 文=網本善光、廣澤吉泰
鬼火/蔵の中/蜘蛛と百合/真珠郎/羽子板娘「人形佐七捕物帳」シリーズ/蝶々殺人事件/本陣殺人事件/獄門島/黒猫亭事件/百日紅の下にて/夜歩く/八つ墓村/犬神家の一族/悪魔が来りて笛を吹く/車井戸はなぜ軋る/貸しボート十三号/悪魔の手毬唄/病院坂の首縊りの家/悪霊島    

横溝作品の世界を描いた男 杉本一文

小説と映画から解剖する 名探偵・金田一耕助    
金田一耕助を読み解くキーワード20/金田一耕助を深く知るコラム10/金田一耕助事件地図 文=木魚庵  
石坂浩二インタビュー 原作者であり、共演者でもあった横溝先生 文=杉山亮一

映画になった横溝の世界 
金田一耕助シリーズをめぐるコラム 文=杉山亮一    
発掘! 片岡千恵蔵版「悪魔が来りて笛を吹く」 文=山口直孝    
名探偵&捕物名人図鑑 文=木魚庵  
[特別公開]横溝正史の「日記」解説=山口直孝

家族が語る横溝正史 文=野本瑠美
「桜三吟」に寄せて  解説=浜田雄介  
作品に寄せて エピソードいろいろ?    
作品に寄せて エピソードいろいろ?

私の愛する横溝正史
恩田陸/有栖川有栖/真山仁/はやみねかおる/柳家喬太郎/芦花公園/泉麻人/和嶋慎治
   
〈谷崎潤一郎〉を巡る 江戸川乱歩と横溝正史 文=影山亮    
・祖父からの手紙 関口千佳 ・横溝正史主要人物録    
・海外にひろがる横溝正史 国境を越えて 文=野本温/ダニエル・シートン

・横溝正史 年譜  浜田知明訂補 ・横溝正史 主要作品リスト ・横溝正史に出会える場所へ「横溝正史疎開宅」「真備ふるさと歴史館」「横溝正史館」「横溝正史生誕の地」碑

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