フードビジネスで活躍するAI

フードビジネスで活躍するAI

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出版社
幸書房
著者名
山崎康夫
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2024年3月
判型
A5
ISBN
9784782104828

食品産業は労働力の減少面でますます厳しい状況になっています。ディープラーニングの登場により、AI(人工知能)は、第3 次のブームを迎えています。また、ChatGPT を始めとする生成AI は、爆発的な広がりを見せています。AI の進化は、留まるところを知りません。食品産業においてもAI の活用が見受けられるようになりました。人手不足や高齢化の中で、DX を使ってこれまで要していた時間短縮し、有用な価値生産に人手を振り向けるとともに、AI の生み出す需要予測、新商品開発や生産管理、食品ロスの削減などの新しい価値、イノベーションに踏み出していく時期にきています。食品産業はAI を活用して、全産業に追いつき追い越すチャンスを迎えています。
 本書は、食品産業で働く人々(商品開発、生産管理、品質管理、改善あるいはデジタル化担当の方など)に対して、AI とはどのようなものか、あるいはどう活用できるのかを、農業・畜産業・水産業・製造業・流通業での事例を紹介することで、わかりやすく伝える食品産業のAI 入門書です。
 本書は8 章で構成されており、その特徴と活用方法を述べてみます。第1 章では、DX/AI の必要性、AI 発展の歴史、AI を支える技術、AI 規制とガイドライン作成の方向などAI の全体像を理解するパートです。第2 章では、食品産業の組織への効果的なAI 導入方法、AI 開発企業の活用方法などについて述べており、AI を具体的に進めるための方策を示しています。第3 章から第7 章までは、食品に係る全産業、すなわち農業・畜産・水産の一次産業、食品製造業における開発・生産、食品小売・物流・店舗などで活躍するAI 先進事例をAI 活用技術も含めてわかりやすく紹介しています。第8 章では、食品産業が目指すDX・AI による人手不足解消など様々な課題解決について解説するとともに、AI 活用人材育成に向けた事例と食品産業でのDX・AI 教育事例を紹介しています。

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