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カサブランカで離別したH・ボガートと
I・バーグマンがユニテ・ダビタシオンで再会?!
走り回る子ども、台所でおしゃべりする人々…
図面に描かれた身体にみるモデュロールの物語
1943年夏のパリ。疎開しようと準備するスタッフに、ル・コルビュジエは謎めいた宿題を与えた。「手をあげた人間の高さ2メートル20、それを1メートル10の正方形を2つ重ねた中に入れる」、すると何かの解答を得られるはずだと。後にMODULOR(モデュロール)と呼ばれる「人間的な尺度」の探究はここから始まった。ル・コルビュジエの身体図形成を5期に分類し、ユニテ・ダビタシオンへと至る過程の画期的考察!
【目次】
併走する建築家:鈴木明……はじめに 山名善之
序 気散じな身体をめぐって……本論の背景と目的
Ⅰ 気散じな身体
第1章 くつろぐ身体……アルカション海岸のプロト・モデュロール
第2章 従順な身体……近代建築と機械、そして世界戦争
第3章 発見される身体……一九二九年のサロン・ドートンヌ
Ⅱ モデュロールの身体図像
第4章 著書『モデュロール』精読
第5章 モデュロール理論の形成過程で描かれた身体……考察と分析
第6章 観察される身体……ユニテのオープンハウスにて
第7章 ユニテ・ダビタシオンに導入されたモデュロール身体
Ⅲ 試される身体
第8章 カップ・マルタンの休暇小屋にて
あとがき
主要参考文献
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