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子どもの学力を“伸ばす”という教師の使命、つまりは子どもの成長・発達という
“教育的価値”に照らしながら、現代アメリカにおける学力テスト結果を通じた
「教師の効果」測定に関する理論的・実践的動向の統合的把握を試み、
原理的な意義や課題を明らかにする。
アメリカで、全ての子どもに学習権があるという大前提を重視し、
教師こそがそれを保障する責任をもつという信念のもとに、
構想・制度化された「伸長度評価」に着目。
日本の教育学の知見に学びつつ、伸長度評価をはじめとした
「教師の効果」測定の展開経緯を丹念に追い、その功罪を見極める。
「教師の効果」とは何を指し、何をもって判断されるべきか。
学力テスト結果から判断するとしても、その「効果」を測ることは本当に可能なのか。
その結果、肝心の子どもの学習権はいかに保障されうるのか/されないのか。
学力テスト結果を通じて教師の責任を問うことに関する、理論的・実践的展望を得る上で必要な事例研究。
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