『帰郷』についての10章

小説の読み方・論じ方

『帰郷』についての10章

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出版社
音羽書房鶴見書店
著者名
渡千鶴子 , 北脇徳子 , 木梨由利 , 筒井香代子
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2024年3月
判型
四六判
ISBN
9784755304439

トマス・ハーディの名作『帰郷』を今日的な視点から読み直す10の試み。
研究者のみならず、大学生、大学院生が小説の読み方・論じ方の現状を知る上でも好適の論文集

目次
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・渡 千鶴子
第1章 荒野を歩くもう一人の女、 ヨーブライト夫人―「帰郷」 における怒りのメタファー ・・・風間 末起子
第2章 『帰郷』 におけるヴェンの役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木梨 由利
第3章 エグドン・ヒースはわたしの王国―クリムが示す悲劇性・・・・・・・・・筒井 香代子
第4章 『帰郷』 に垣間見る性の多様性―ユーステイシアとクリスチャンの場合・・・・・・・・・・・渡 千鶴子
第5章 『帰郷』 におけるユーステイシア・ヴァイの怒りについて ・・・・・・・杉村 醇子
第6章 ユーステイシアと三人の男性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北脇 徳子
第7章 『帰郷』 における村人の発言について―ゴシップを中心に ・・・・・・・・・・・・・・・橋本 史帆
第8章 手紙から読むエグドン・ヒースの世界・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋 路子
第9章 悲劇、パストラルと一九世紀視覚文化―『帰郷』 における大きなものと小さなもの・・・・・・・・・金子 幸男
第10章 ユーステイシアとボヴァリー夫人・・・・・・・・・・・・・・・・・・髙橋 和子
あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木梨 由利

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