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直木賞作家が8人の戦国武将をプロファイリング!
「歴史に触れて疑問を抱く。そして自分なりに推察する。仮に物証はなくとも、行動パターン、過去の経歴、身体的特徴、さまざまなものから人物像の輪郭を限りなく鮮明にしていく。いわば、それは歴史上の人物のプロファイリングである。私は小説を書く過程において意識して、あるいは無意識でも必ずしている」
三英傑(信長、秀吉、家康)から、著作『じんかん』の主人公・松永久秀や『八本目の槍』の石田三成まで、8人の英雄たちの素顔が浮かび上がる。
彼らは何を目指し、何に賭け、何に心動かされたのか――今村流推察で解き明かす。
[本書の構成]
第1章 織田信長――合理精神の権化
第2章 豊臣秀吉――陽キャの陰
第3章 徳川家康――絶えざる変化の人
第4章 武田信玄――厳しい条件をいかに生きるか
第5章 上杉謙信――軍神の栄光と心痛
第6章 伊達政宗――成熟への歩み
第7章 松永久秀――なぜ梟雄とされてきたか
第8章 石田三成――義を貫く生き方
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