禅の風 第53号

禅の風

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出版社
曹洞宗宗務庁
著者名
曹洞宗宗務庁出版部
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2024年2月
判型
A4変
ISBN
9784880655581

曹洞宗には二人の祖師がいる。

一人は道元禅師(1200~1253)であり、越前(福井県)に吉祥山永平寺を開いた。

いま一人が瑩山紹瑾禅師(1264~1325)である。

瑩山禅師は道元禅師から数えて四代目の祖師であり、能登(石川県)に洞谷山永光寺や諸嶽山總持寺を開いた。

總持寺は明治時代に神奈川県横浜市に移転して現在に至る。

永平寺と總持寺は、曹洞宗の両大本山である。

道元禅師は宗旨の祖、瑩山禅師は教団の祖とされる。

曹洞宗寺院は全国に約1万4000カ寺を数えるが、そのような大教団に発展する礎を築いたのが瑩山禅師であった。

曹洞宗では仏教の祖・釈迦牟尼仏(釈尊)を中央に配し、

道元禅師を高祖と称して向かって右に祀り、

瑩山禅師を太祖と称して向かって左に祀り、

「一仏両祖」として信仰の対象に仰いでいる。

本特集は、瑩山禅師の教えに触れながら、その生涯の足跡を訪ねるものである。

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