柳宗悦とウィリアム・モリス

柳宗悦とウィリアム・モリス

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出版社
東北大学出版会
著者名
島貫悟
価格
8,250円(本体7,500円+税)
発行年月
2024年2月
判型
A5
ISBN
9784861633928

なぜ工藝は人間にとって重要なのか?近代の産業化の渦中でこの問いを正面から取り上げた柳宗悦とウィリアム・モリスの思想は、藝術論の枠にとどまらず、ルネサンス以降の人間観や自然観を根底から問い直すものであった。民藝運動とアーツ・アンド・クラフツ運動を支えたそうした両者の思想は、その背後にいかなる奥行きをもち、また、そこにはどのような共通性と差異があったのか。本書は、近年再評価の機運高まる両者の思想に、比較思想の観点からアプローチし、その関係について新しい理解を提示しようとする試みである。

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