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敗戦直後の日本で、比嘉正子は子どもたちの生命を守るために、時の絶対権力GHQに「お米をください」と直談判に乗り込んだ。
そしてGHQと対等な関係を築き、人々の生命を、生活を守る闘いを繰り広げた。
子どもたちへの愛、弱者への愛、生活者への愛、国への愛。
いかなる困難にも屈することのない情熱で走り続けた比嘉正子。
彼女を突き動かしたのは、人を思う心、愛だった。
誰もが人としての尊厳をもって生きていける社会の実現のために、誇り高くしなやかに闘い抜いた比嘉正子の軌跡の物語。
■目次■
第1章 マッカーサー元帥に伝えて
第2章 GHQを追い風に
第3章 ヒューマニズムの原点
第4章 GHQと共同戦線
第5章 対等な関係のGHQ
第6章 自らの民主主義
第7章 弱き者とともに
第8章 生活を守る改革
第9章 大和魂の誇り
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