1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
文学・文化研究において、ローカルな地域は単なる背景の装置にとどまらない。グローバリゼーションや移動といった現在の事象のなかで、それらと連動するものとしてローカリティの概念を新たに見直すことには重要な意味がある。本書が取り上げるのは、アメリカの作家たち(ディキンスン、ジュエット、メルヴィル、ヘミングウェイ、トゥーマー、ショパン、ウェルティ、フォークナーなど)と俳優(ロブスン)だ。こうした作家・表現者たちは各々の作品のなかで、ローカリティに関する如何なる問題を提起しているか。本書は現代的なテーマ――ナショナリズム、エスニシティ、ジェンダー、政治、階級、自然など――に即して、その問題に検討を加える。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。