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16歳のレン(”レン”は鳥の”ミソサザイ”の意味をもつ)は、警察官の父(チーフ)とふたり暮らし。母は2歳のときに家を出たまま、帰ってこない。母の不在が落とした陰は、まるで太陽の光が照らすように、姉のリジーが愛で埋めつくしてくれた。そのリジーも、いまはいない。さよならも告げず、あの夜、どこへ行ってしまったのか。手がかりを探すレンは、ある日、リジーと同じ太陽の光を放つ少年、ルカと出会う。少しずつ、少しずつ、ルカにひかれながらも、レンはこわくなる。誰かを好きになったら、さよならの痛みがまたひとつ増えてしまうからーー。親の愛に飢え、孤独に傷つけられた少女たちが「自分」を取り戻すまでの日々をみずみずしく綴った青春ラブストーリー。
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