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"九九表にひそむ「2つの対称性」を探してみよう!
中学3年間で学ぶ重要ポイントを抽出し、教科書では習わない視点でとらえなおす「新しい時代の新しい勉強法」──。
「数を図形でとらえ」「図形を数でとらえる」=「数学する力」が誰でも身につく!
〈理系に強い子ども〉に育てたい親世代へのヒントも満載!
九九表から平面図形、多面体まで、中学校で習う知識を一歩掘り下げるだけで、高校数学・大学数学への道がひらける。仕事にも役立つ。
●「分数を小数で表す」と何がわかる?
●「2乗した数」や「3, 4, 5乗した数」のふるまいからわかることとは?
●三平方の定理は「数」を「図形」で、「図形」を「数」でとらえる入り口だった!
●「回文数」と超難問「196問題」からわかる数の不思議とは?
●多面体の「多面的な見方」を身につけよう──「オイラーの多面体公式」とはなにか
●「敷き詰め問題」の奥深さ──ペンローズが考えたこと
〈もくじ〉
第1部 「数」のセンスを磨く
第2部 「数」を「図形」でとらえるセンスを磨く
第3部 「図形」のセンスを磨く
〈著者紹介〉
花木良(はなき・りょう)
1981年、愛知県岡崎市生まれ。岐阜大学教育学部准教授。早稲田大学大学院教育学研究科修了、博士(理学)。早稲田大学教育・総合科学学術院助手、奈良教育大学准教授等を経て現職。専門は結び目理論。数学に関する科学館展示、教員養成等の研究もおこなっている。趣味は、2人の娘といろいろな公園へ行って遊ぶこと。遊具の形の観察も欠かさない。科学系の絵本を読むことにもはまっている。"
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