平安京は眠らない

中公文庫

平安京は眠らない

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出版社
中央公論新社
著者名
夏山かほる
価格
902円(本体820円+税)
発行年月
2024年2月
判型
文庫
ISBN
9784122074859

元式部丞・藤原為時の娘で二十歳の小姫(のちの紫式部)は、創作の腕を評価され、左大臣源雅信の娘・倫子に「物語の女房」として仕えていた。小姫の書いた「光る君」を主人公とする短編は、貴族社会の一部で評判を取り、回し読みされている。倫子の要望に従い次々と執筆しているうちに創作の「種」に詰まってしまった小姫は、ある日、隣家の中流貴族の娘で幼馴染みの月乃に「取材」へ誘われる。女房たちの間で噂になっている七の宮の恋の真相を知るため、宮が女と逢瀬を重ねているという廃院に行ってみようというのだ。月乃の父の荘園を治める荘官の子・鶴丸を供に、廃院に向かった三人だったが……。



【目次】

第一話 六条の廃院

第二話 尋ねゆく幻術士

第三話 あこがれの草子

第四話 車争い

第五話 鳴滝参り

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